2014年11月4日火曜日

流れに身を任せる

次々と、どうしたものかと思えるような出来事が自分の身辺に起こります。
色々あがくのですが、あとで良く考えると、それを乗り越えるのには、何か自力でない力が自分に働いていることがわかります。
絶妙なタイミングで誰かが助けてくれていたり、方向を変える出来事が起こったり、複数のその後の発生する事象が流れを別の方向に導いてくれたりと、全く自分の力ではなし得ない要素が周囲に現れることがあります。
また、解決策を自分のアクションで行ったとしても、そのアクションに取りかかるのは、当初から想定していることはまずなくて、思いがけないひらめきであったり、後でもう一度やろうとしてもできないような、 火事場の馬鹿力とも言える対応 だったりすることがほとんどです。

救ってくれる環境が現れること、自分へのアクションの働きかけも、自力とは対局の力学が働いていると思えるのです。天から降りてくるとも言えるような…。

このことから言えるのは、流れに身を任せることが、最終的には解決方法なのではないか、ということ。
結果が解決されたのか何なのかということも、正確に言えば、自分ではわかりません。でも、途方に暮れた状態が延々続くことはないし、事態がどんどん悪くなりつづけるということも、経験上、ないような気がします。

自分はこうしてああして、こんな結果を得るんだ、と気合いを入れても、所詮自分を取り巻く無数の「縁」を考慮することはできません。そこから導かれる目標や目的は、人生の流れの中では、見当違いのものも沢山あるに違いありません。それであれば、やはり、身を流れに任せた結果こそが、縁が紡いだなるべくしてなる結果なのではないか。そう思うのです。

今もそんな中にいて、現状から逃げ出したいとか、問題課題が山積していると思える状態において何も自力で解決できていないような気がしますが、今こそ流れに任せて力まない、先を心配したり、考えすぎないことが一番重要なのではないか、と強く思うのです。